新品のチューニングピンの打ち込みが完了♪

新しい弦枕を用意し、あとはひたすら弦を張っていく。

・・・の前にまずチューニングピンの「トルク」があるか確認します。

「トルク」っていうのは簡単に言うと「音程の保持力」

チューニングピンは、ネジと同じで、時計回りに回して行くとめり込んでいき、逆に回すと緩んで出てきます。つまりピンが緩むと音程は下がり、めり込んでいくと音程は上がっていきます。

この「トルク」を出すのに欠かせないのが「ピン板」と呼ばれる部分です。

フレームの下には「ピン板」という、積層合板で出来た板がありますが、その板にチューニングピンが程良い力で打ち込んであるため、音程が保持できるトルクが出ます。

「ピン板」に関しては後日「大正ヤマハ(鳳凰モデル) ピン板交換 修理」として詳しく載せたいと思います👍