「ピアノ クリーニング」とは? 自分でできる掃除との違い
作業を始める前にクリーニングとご自宅で出来る掃除の違いをちょっとだけ。
ピアノのクリーニング作業とは単なる拭き掃除ではなく、ピアノの外装・内部構造・金属パーツ・鍵盤下など、普段手の届かない部分まで徹底的に清掃・メンテナンスすることを指します。
外装や金属部品の塗装等はお客様のご自宅では出来ませんからね。
家庭での簡易的な拭き掃除とは異なり、クリーニング作業は専門知識や道具が必要な工程も含まれます。

特に外装の磨き作業は表面を研磨するため削れた塗料が周りに飛び散る。
とはいえ、表面に付いた傷や汚れを無くすには仕方がないことでもあります。
とりあえず、研磨していきます。

外装の表面をピカピカに!
ショールームに置いてあるようなピアノに仕上げることが出来ます。

錆付いた金属部品も…

磨いてピカピカに!

劣化した鍵盤の手前部分も…

新品に交換!

動作機構にも支障が発生している
破損した内部部品も交換するため
とありあえず分解。

交換作業の是非を確認するため部品をよ~く見ると連打機能をサポートする「ブライドルテープ」も所々千切れてる。

アップライトピアノではこの部品の交換がマストになります。
放置しておくと連打機能や雑音の原因になるので、新品に交換。

ハンマーも表面に溝が出来ている。
打弦を繰り替えすと徐々に溝が出来て音が「キンキン」と硬い音になってしまう。

硬い音のまま演奏すると耳が疲れてしまう
耳が疲れないようハンマーの表面を削って溝を無くしていき、針を刺して音を均一に調整していきます。

上記の作業が終えたら前回の調律から10数年以上、期間が空いているピアノの調律を行っていきます。
その際は断線しないよう慎重に音を上げていきます。

ある程度の作業が終えたらピカピカになったパネルをくみ上げて…

お客様宅へ無事納品!
プロのピアノ運送屋さんがリビングからスムーズに運んでいきます。

運び終えたピアノは必ず調律が必要なので、最後は納品調律をして作業は完了となります。
クリーニングにかかる費用とプラン比較のポイント
費用は内容により大きく異なり、表面の拭き上げだけなら1万円前後から、内部清掃・整調・外装研磨まで含めると5〜15万円を超えることもあります。
お客様からのご要望で17万ちょっとのクリーニング作業となりましたが、今回は調律やクリーニング修理がセットになったプランがほとんどで…
もし所有しているピアノをクリーニングするかしないかで迷っている場合は「どこまできれいにしたいか」「演奏にどれほど影響するか」を調律師と相談した上で選ぶのがポイントです。
Xでも作業風景を投稿しております♪
クリーニング修理したヤマハピアノの納品調律🎵
— ピアノリペア工房 (@pianorepairkobo) March 15, 2025
修理する前のピアノを知っているお客様からは
「ピカピカになってる‼️」
と、喜んで頂けました😆
ピカピカになったピアノと一緒に楽しい音楽ライフをお過ごし下さい。
本日はありがとうございました🙇 pic.twitter.com/sBuyG611Ka