さて、もうそろそろスタインウェイの弦の交換作業は終了となります。

巻き線も張り終えることができたのでプレッシャーバーを元の高さに戻し、三つ割、こき上げ、 弦の間隔を整えていきます。

勿論、弦を張った状態で放置するとチューニングピンに変な癖がついてしまうため、「チッピング」と呼ばれる作業を開始します。

おおまかに音程を合わせることで、弦の張力のバランスを整えます。とても大切な作業です。

しかし、次の日には大分音程が下がるので、次の日にもう一度チッピングをしていきます👌