ピアノ調律をする前にやることはピアノの状態がどうなっているかまず試弾することです。年数空きのピアノの場合は極端に音が狂っていたり、金属部品の異音や木部の膨張収縮を繰り返したことで部品が緩んでいたりと様々な問題が出ることがあります。

よく聞いてみると打鍵時に「ガチャッガチャッ」と異音が出ております。これはウィペンスプリングが原因で聞こえる異音です。スプリングがへたってしまうと起こる現象なのでスプリングを引っ張り、調整します。

スプリングからの異音が無くなりました。

これでようやくピアノの調律を始めることが出来ます。

ちょっとした異音でもこのような異音が出ると気になってしまうので、適切スプリングの状態にしてピアノの調律を開始します。