音が出ない?鍵盤が戻らない?外装に傷が付いてる?
ピアノ修理には演奏機構をスムーズに行うための内部修理と美観を取り戻す外装修理の2つになります。
まずはピアノの故障で起きる現象を見ていきましょう。
- 鍵盤が戻らない。
- 鍵盤がはがれた。
- 鍵盤が欠けた、ヒビが入ってる
- 鍵盤が重い。
- 弦が切れた。
- 音が止まらない。
- 音が出ない。
- 雑音がする。
- 外装に傷が付いた
故障の要因としては部品の経年劣化、錆による断線、害虫による止音不良が挙げられますが、ピアノの個体差によって故障の原因は様々です。
しかし、適切な修理を行うことでピアノ本来の美しい音色やスムーズに動く内部機構を取り戻すことができます。
それぞれの部品には修理方法があるため、その部品の故障に合わせて適切な修理を施していきます。
フレンジコード交換
白→茶色→濃い茶色
と変色していき最後にはボロボロになって切れてしまいます。そのまま放置してピアノを弾いているとバットスプリングと呼ばれる部品が曲がったり折れてしまいます。そのためフレンジコードが切れそうな、又は切れてしまっているピアノは修理してしまうのがベストです。放置していると余計な修理が増えてしまいます。
鍵盤磨き
最も触れる機会が多い鍵盤は、知らず知らずのうちに傷が付いたり汚れてしまう部分です。音には影響はありませんが研磨するだけでも大分見栄えが変わります。クリーニングする際にオススメです。
ハンマー整形
ハンマーの形状や、音の音色をそろえる作業になります。
音を出すには弦を叩くので、どうしても演奏量に比例して弦の溝がハンマーに出来てしまいます。
そもままにしていると弦溝の周りが硬くなり音がうるさく聞こえることがあります。
そのためハンマーをヤスリで削り、針を刺すことでクリアで良い音が得られます
磨耗により限界はありますので、その際はハンマー全交換をオススメいたします。
外装修理
傷ついた外装の修復作業になります。
ピアノの上に置いてあった置物が落ちて鍵盤蓋に傷が付いたり、環境の変化で化粧板が剥がれてしまったり、外装表面を擦って傷が付いてしまったりと原因は多々ありますが、ピアノを使用している際に傷が付いていってしまう場合があります。
そのため状態にもよりますが外装を研磨して傷を無くしたり、再塗装して外装をピカピカにして美観を蘇らせる作業になります。
修理内容・修理費用
※全弦張り替えの料金はUP、GP共に小さいサイズの場合となります。
※掲載以外の修理も承っております。お気軽にお問い合わせください。